2017/03/16(木)
【不調】=【悪】ではない。
カテゴリー:内臓と不調
こんにちは。川守田です。
いきなりですが、みなさんは症状や不調に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
症状は人によって違います。そして同じ症状でも原因は異なります。
肩こり、腰痛、生理痛、生理不順、月経量が多い少ない、数値が高い低い、ホルモンバランスが乱れがち
他にもむくみ、冷え症など色々な症状があると思います。
そして、これに対しての一般的な病院の対処は、薬で抑え込むか、薬でコントロールするかです。
みなさん、ここに疑問を持ってください。
基本的に症状は必要だからでてきます。
例えば、「生理痛」
生理痛(痛み)は、体からの悲鳴であり異常ではありません。
「子宮に負担がかかる」もしくは「子宮が何らかの機能を代償することで」痛みが発生します。
この「痛み」は、子宮にそれ以上の負担が加わらないように脳に知らせる体の防御反応です。
大事なのは、その「痛み」というサインを抑えつけることではなく、
なぜその「痛み」がでたのか?そのプロセスを変えていくことです。
身体は、そのプロセスを変えてほしいため「痛み」として悲鳴をあげ脳に知らせます。
症状がなぜでたのかを考えそのプロセスが改善されればおのずと「痛み」は消失します。
喉が乾くという症状は、体の脱水を意味し、水分を摂取することで解決されます。
喉が乾くという症状は、薬で消すことはできますが、体は脱水状態になります。
妊活中の方の誰もが悩むホルモンバランスの改善も同じです。
FSHが高いことは、「卵巣の疲労」が強いことを意味します。
ここで考えなければいけないのは、FSHを薬で下げることではなく卵巣の疲労を回復させることです。
なぜ卵巣が疲労をしているのかを考えると改善の方法が見えてきます。
薬により強制てきに機能させられたのが問題なのか、そもそも卵巣がしっかりと機能できる栄養素が足りていないのか。
その人の状態によって変わってきますが、卵巣の疲労を回復させることは可能です。
このように「症状」に対しての捉え方、考え方、見方を少し変えるだけも改善への道のりは見えてきます。
身体の症状は「出すもの」と捉えるのではなく「身体がどうなりたいのか?」という視点で捉えると、自らの今できることが見えてきます。
「薬」―「不調」―「悪」 この概念は当たり前になりつつありますが、これは改善ではなく処置です。
薬を使わない方がいいと言っているわけではありません。しかし、薬を使う上でも健康問題と向き合うことを大事にしてください。
それでは、今日もブログをご覧いただき本当にありがとうございました。
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