2017/04/02(日)
病気大国、日本と隠れ栄養失調
カテゴリー:内臓と不調
こんにちは。川守田です。
今日は、日本人は飽きるほど食べ物を食べられる時代にも関わらず栄養失調になっているという事実についてお話ししたいと思います。
これは癌大国と言われている日本の環境にも関係しています。
ぜひ目を通してみてください。
まずは、簡単に栄養素について解説させて頂きます。
以前は7大栄養素について詳しく説明させて頂きましたが、今日はわかりやすく5大栄養素で説明させて頂きます。
栄養素は、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」と、この3つの栄養素を「3大栄養素」といい
またこの3大栄養素に「ビタミン」と「ミネラル」が加わることにより「5大栄養素」といいます。
この3大栄養素の主な役割は、「体を構築する基盤」です。
たんぱく質は、筋肉や皮膚、髪の毛、爪 脂質は、体に必要な皮下脂肪など脂肪分、そして炭水化物が主にエネルギー源です。
そして、ビタミンとミネラルは簡単にいうと「体の潤滑油」みたいな役割をしてくれています。
車で例えると分かりやすいのですが、
車のボディが「タンパク質」と「脂質」
ガソリンが「炭水化物」
ビタミンとミネラルが燃費に影響する「オイル」だと思って頂ければと思います。
なんとなく想像して頂ければと思います。
日本人が最も多く摂りすぎているのは「炭水化物」
また圧倒的に不足している栄養素が「ビタミン」と「ミネラル」です。
この2つが意味するのは、必要以上の「ガソリン」を補充し、オイルが切れて燃費が最悪な状態なのにも関わらず無理矢理、車を走らせている状態です。
これが車で例える、今の日本人の身体の現状です。
日本が病気大国と言われ、そして慢性疾患、慢性疲労、国民病と呼ばれる肩こり腰痛、また冷え、むくみなども、体の「燃費」が悪くすぐに筋肉や内臓が疲労状態に陥るためです。
身体が円滑に働くためにはビタミン・ミネラルが必要です。
また私たちの口にしている食品は、添加物や加工食品などミネラルバランスを大きく崩すお世辞にも栄養とは言えない物質が現在の食べ物には多く含まれています。
今の日本の現状は、ただただ筋肉を揉む、ほぐすだけでは症状が改善しない時代です。
自らの体質や特徴をしっかりと理解し、健康を意識していきましょう。
それでは、本日もブログをご覧頂きありがとうございました。
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