2017/05/23(火)
体の「酸化」を防ぐ栄養素
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おはようございます。川守田です。
先日は、活性酸素とは体にどのような影響を与えているのか?またなぜ発生するのか?などについて触れさせて頂きました。
今日は、お約束通りその活性酸素と戦うための栄養素の話をしていきます。
活性酸素は、体の細胞を酸化(錆びる)させてしまうことは、もうお分かりですよね。
前回のブログで少し触れましたが、人間の体には抗酸化機能が備わっていて、活性酸素と戦う酵素を作リ出すことができます。
その中でも代表的なのが、SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)と呼ばれる酵素です。
ところが中高年を迎えるとその酵素を作ることが困難になってきてしまいます。
抗酸化能力が低下すれば、食事から抗酸化物質を摂取しなければなりません。
抗酸化物質を知ろう
主な抗酸化物質は、カロテノイド・ビタミン類・ポリフェノールなどです。
しかし、忘れてはいけないことが一つあります。
それは、抗酸化物質も酸化してしまうということです。
抗酸化物質は単体で摂取してしまうことにより酸化してしまいます。
抗酸化物資を酸化させない為には、抗酸化物質の複合摂取しかありません。
以下が抗酸化物質です。
抗酸化物質
・βカロテン(ビタミンA):緑黄色野菜、バナナ(かぼちゃ、ほうれん草、ニンジンなど)
・ビタミンC:いちご、レモン、キウイフルーツなど
・ビタミンE:ナッツ類、アボカド、ブロッコリーなど
・リコピン:トマト、すいか、さくらんぼ
・ポリフェノール:カカオ、赤ワイン、ブルーベリーなど
・イソフラボン:大豆、豆腐など
・ペクチン:りんご、みかん、あんずなど
抗酸化物質にはこのように様々な種類のものがあります。
それぞれに必要な働きがあるので、偏りのないように摂りましょう。
とはいっても、野菜やフルーツは元々複合的にビタミンやカロテノイドがたくさん含まれているためしっかりと緑黄色野菜、フルーツ類など様々な色や食材をバランス良く毎日摂取することを心がけていれば上記のものは摂取できます。
むしろ私が気をつけてほしいのは、質の悪いサプリメントです。
質の悪いサプリメントは、体の酸化を進めてしまうものがあります。
特に、EPA,DHA、ビタミン、ミネラル系のサプリメントは品質の悪いものが多く出回っています。
サプリメントは確実性と安全性で選ぶようにしましょう!またバランス良く色の違うものなどを意識して摂るようにしましょう!
それでは、今日もブログをご覧いただきありがとうございました。
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