2017/06/01(木)
不調との向き合い方。
カテゴリー:内臓と不調
おはようございます。川守田です。
最近はありがたいことに治療院がさらに忙しくなってきており一週間ぶりのブログの更新になります。
本日は、体の不調を改善していくためのプロセスを川の流れに例えてご説明させて頂きたいと思います。
どうしても人間は早くて楽で目先の結果に囚われてしまうものです。
しかし、「急がば回れ」という言葉があるように結果や変化を出すためにはその結果や変化に応じた時間と努力が必要になってくるものです。
これは体の不調を治すうえでも、体質を改善するうえでも同じことが言えます。
マッサージや整体も「その場はいいけどすぐに痛くなってしまう。」と良く患者様から耳にします。
確かに、痛いところ揉めば一時的な血流の改善による痛みの緩和は行えますが、これでは対症療法でしかありません。
下流の汚れに対して一生懸命何かしても、上流の流れは変わってこないということです。
目の前の川の汚れは、一時的に綺麗にすることができますが上流から汚れが目の前の川の状態をすぐに汚してしまいます。
目の前の川の汚れが気になるのは分かりますが、フォーカスするべきポイントは上流です。
人間の体でいうならば、痛みのある部位の血流だけでなく、血液の中に流れているものの質や、その血液を綺麗にしてくれる内臓をしっかりと働かせてあげることが重要です。
また、その血液に汚染物質をほうりこまないためにも食生活や運動などの生活習慣を気をつけることも大事になってきます。
現在は、検査や数値に出ない不調で悩まれている不定愁訴の方が多くいらっしゃいます。
生活習慣病から移行する病気も増え続けている中で、内臓への負担が多くメンテナンスは必須の時代になってきています。
いつもお伝えさせて頂いていますが、”結果”ではなくその”プロセス”を変えることによって”結果”を変える意識を持てると不調との向き合い方が変わってくると思います。プロセスを変えることが簡単なことではありませんが、ご自身の体と時間をかけて向き合うことで本当の意味での改善につながることを願っています。
それでは、本日もブログをご覧頂きありがとうございました。
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