2017/06/15(木)
睡眠の質と慢性肩こり
カテゴリー:内臓と不調
おはようございます。川守田です。
人間が健康を支える3本の柱は、バランスの良い食事・良質な睡眠・適度な運動です。
この3つのことのことを日々意識することで、良くも悪くも体の状態は大きく左右します。
現在日本が病気大国と言われているのも、食生活が乱れ、睡眠の質が悪く、運動習慣のない方が多いことが原因となっています。
その中でも、今日は人生の3分の1または4分の1を占めると言われる「睡眠」についてお話をさせて頂きたいと思います。
睡眠は、毎日の脳と体の疲労を解消させる上で重要なことは言うまでもないと思いますが、
他にも睡眠時には骨髄で白血球、赤血球、リンパ液などが生産され、体が持つ病気や病原体への抵抗力や免疫力を高める働きもあり、
睡眠中に分泌される成長ホルモンには、体組織の修復・再生、代謝を行う働きがあり、古くなったり傷ついた細胞などを回復させる作用もあります。
もちろん良質な睡眠が取れなければ上記のことはしっかりと行われず、慢性的な疲労が蓄積し、内臓の機能が低下し、不調を招くことになります。
特に慢性的な肩こりを抱えている方は、肩の筋肉に溜まった疲労物質や乳酸などがしっかりと代謝されていないケースが多く自覚のない睡眠障害
の方もいらっしゃいますので、肩こりでお悩みの方は、そこをモニターに判断するのもいいかもしれません。
例外はもちろんありますが、睡眠障害に悩まされている方は脳脊髄液の循環が悪い(自律神経)もしくは、ホルモンバランスが悪いケースが多くあります。
また「枕」が合わないことにより、良質な睡眠を取れていない方も多く、自律神経系や脳脊髄液の循環の滞らせてしまう原因にもなります。
ガンの罹患率が男性63%、女性49%とガンになるのが当たり前の時代に、現代人の不調のレベルも、ただ筋肉を揉む、骨格を調整するだけでは解消しないレベルになってきています。
しっかりと自らの体で生じた問題を、自らの体で処理できる状態を作ることが重要です。
次回は、「枕」についてお話しさせて頂きます。
本日もブログをご覧頂き本当にありがとうございます。
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