2017/03/10(金)
あなたの肝臓は大丈夫ですか?〜非アルコール性脂肪肝炎(NASH)について〜
カテゴリー:内臓と不調
こんにちは。川守田です。
みなさまは、肝臓が悪くなる原因は、お酒だと思っていませんか??
もちろんお酒の飲み過ぎは肝臓の疲労を招き機能障害に陥る可能性があります。
しかし、肝臓に負担をかけるのはお酒だけではありません。
現在は非アルコール性の脂肪肝炎が増えており、お酒を飲まない人でも脂肪肝から発症する肝炎の方が多くなってきています。
理由は、主に生活習慣です。食の欧米化や過度の運動不足、またストレス過多や睡眠不足などもあげられます。
肝機能のせいとは、気がつかない方が多いですが、肝機能が低下すると肩こり、腰痛、肌荒れ、慢性疲労、生理不順、むくみなどの原因になり得ます。
NASHは、糖尿病、狭心症、心筋梗塞の原因としても注目されおり、また肝硬変や肝癌になり死亡する割合も近い将来、心疾患と同じくらいになるだろうと予測されています。
日本人は心疾患、脳血管疾患と血管や血液の状態の悪化による病気で命を落とす方が多いことからも肝臓の状態があまり良くないことがわかります。
多くの方が命を落とすということは、多くの方が当たり前に過ごしている生活習慣に問題があるケースが多くあります。
まずは、食事と運動から、食事は食べ過ぎや間食をやめ脂肪の少ない食材と野菜を多くとることを基本に初めて見るといいと思います。
肝臓は「沈黙の臓器」と言われており、本当に悪くなるまで数値にも出ないため血液検査だけで判断するのは良くありません。
自分の体の状態と生活習慣を見直し、健康を意識していきましょう。
それでは、今日もブログをご覧頂き本当にありがとうございました。
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